水土里プロジェクトとは

地域の農業を維持・継続のため必要な農道や水路の整備や、地域の子どもたちへの農業体験の提供田んぼアートの制作などの活動をしている地域団体です。

『水土里プロジェクトおばた」は国の『多面的機能支払交付金』で活動する組織です。
構成団体は、小俣町土地改良区、小俣線水利組合・植山水利組合・米子水利組合・津島湯潅水組合・前沖水利組合・西新村農家組合・明野北浦田水利組合・堀木田水利組合・藤九郎潅水組合・湯田農業部・岡田石川水利組合・伊州田水利組合の水利組合13団体。
そして保育園、幼稚園、小学校2校の4団体です。
毎年、田植え前の季節や初夏に、各水利組合の方々が農水路の泥上げ清掃・農地法面の草刈り作業を行ないます。
また、協力いただける農家さんと学校教育との連携により、児童・園児に季節毎に農業体験の機会を作っています。

多面的機能支払い制度とは

多面的機能支払交付金は 『農地維持支払交付金』と『資源向上支払交付金』から構成されます。

農地維持支払交付金は農道の路面維持等の基礎的保全活動や農村の構造変化に対応した体制の拡充・強化・保全と管理の為の活動に対し支援される交付金です。当団体では、これを活動組織である各水利組合様の農道の草刈や水路清掃の出会いや自然災害(台風後など)による農水路の修繕等に活用させていただいています。

資源向上支払交付金は地域資源の質的向上を図る共同活動に対し支援される交付金です。当団体では施設老朽化が報告された農道水路(水路のひび割れ・農道法面の崩れなど)の補修や、学校教育(食育・農業体験)との連携による「田んぼアート」や「ちびっこ農園」「ふれあい畑」での活動に対し活用させていただいています。